こんにちは!おそうじが楽しくなるコツ 汚れの種類と性質 についてご案内したいと思います。
おそうじする上で汚れを知ることはとても大切です。お部屋の汚れといってもその種類は千差万別、最初は表面的な軽いホコリでも放っておくと水分や油煙が被さってこびりつき、はたいただけでは取れない洗剤で拭かないとキレイにならない状態になってしまいます。いかに汚れを見極め素早く対処するかがおそうじのコツなのです。苦手なこともコツが解れば楽しくなる。おそうじだって同じです!
※汚れは大きく3つに分類されます。
- どんな種類の汚れなのか?
- どんな性質の汚れなのか?
- どの程度汚れているのか?
【汚れの種類】
・玄関やリビングは外から入り込んだ大気中のチリやホコリ、スス、排気ガスや花粉、タバコのヤニ、食べこぼしなど、玄関を見れば土砂や砂埃など汚れ具合がよく分ります。
・お部屋内は人が行き来するところが汚れますがホコリは人が通らないスミズミに溜まります。ホコリの種類は衣服やふとんから出る綿ボコリ、ペットの抜け毛、ダニ、カビの胞子、フケ、風の強い日に外から入ってくる砂埃、花粉、排気ガスやタバコのヤニなど目に見えないものも多数あります。
・キッチンは料理をすることで発生する油煙、油汚れ、焦付き、食べ物のカス、水アカなどがあります。
・浴室はカビ、石鹸カス、水アカ、ヌメリ、人間の脂肪酸や皮脂汚れです。
・トイレは尿酸、リン酸、排出物の腐敗したタンパク質、し尿などの尿石汚れです。
【汚れの性質】汚れの性質は大きく3種類
- 水性の汚れ(水拭きするだけでキレイになる水溶性の汚れ)
- 油性の汚れ(洗剤を使用しないとキレイにならない動植物系の油汚れ)
- 特殊な汚れ(溶剤を使わないと落ちないサビやシミ、変色といった化学反応によるシミ、経年劣化汚れ)
【汚れ具合】汚れを見極めましょう
どんな場所にどんな汚れがついているのか!汚れの性質は何か!どの程度の汚れているのか!まずはそれを知り汚れの種類に応じた洗剤で対処することが おそうじが楽しくなるコツです。そのまま放置すると素材内部まで浸透してしまい、ますます大変になってしまいます。
※次回は、汚れの種類に応じた洗剤の使い分けと無駄のない おそうじの手順、基本動作についてご案内したいと思います。