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15.ナチュラル洗剤の違いと上手な使い方

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こんにちは、おそうじ豆知識をご覧いただきありがとうございます。イルカマークのおそうじ屋さん、新谷です。

三回にわたり代表的な3種類のナチュラル洗剤「クエン酸重曹セスキ炭酸ソーダ」の特長についてご案内してきました。

今回はその特性と違いを知りまた組み合わせることでもっとパワーアップになる方法をおさらいしていきましょう!

 

◇クエン酸、重曹、セスキ炭酸ソーダの違いは?

クエン酸は酸性なのでアルカリ性の汚れに強く浴室やトイレ、水まわりのアルカリ性汚れ(水アカ、便器の黄ばみ、浴室の石けんカス、水道水の白く固まったカルキやカルシウム)を溶かして落としてくれます。尿石汚れなどのアンモニア臭もアルカリ性なので中和して抗菌、消臭してくれます。クエン酸の代わりに「お酢」を使用してもいいですが、調理酢は調味料が配合しているため代用するときは醸造酢を使用して下さい。

重曹はアルカリ性なので酸性の汚れに強くキッチンや部屋内の酸性汚れ(油汚れ、焦げつき、排水口ヌメリ、室内の手アカ、皮脂汚れ)を落としてくれます。生ごみなどの嫌なニオイもほとんどが酸性臭なので重曹をスプレーしておくと消臭効果があります。ほかにも研磨効果、吸湿効果、お料理にも使用します。

セスキ炭酸ソーダもアルカリ性ですが重曹との違いは、同じ弱アルカリ性でもpH値が重曹8.4に対しセスキ炭酸ソーダは9.8とpH値が高い分だけ洗浄力も強くガンコな油汚れ、皮脂汚れに強いのが特長です。水に溶けやすく洗浄力があるのにお肌に優しいことから洗濯洗剤としても多く使用されています。

 

クエン酸 重 曹 セスキ炭酸ソーダ

液 性

弱酸性 ごく弱いアルカリ性 弱アルカリ性
効果的な汚れ 水アカ やわらかい油汚れ ガンコな油汚れ
ベトベト油汚れ ×
鍋のコゲ落とし ×
水アカ × ×
研磨効果 × ×
食洗機
庫内洗浄として
鏡のウロコ焼け

水道のカルキ跡

×
血液汚れ × ×
洗 濯

柔軟剤として

消 臭

皮脂・汗・ニオイ

×
除 菌 × ×
水への溶けやすさ

 

クエン酸、重曹、セスキ炭酸ソーダの使い方と使いどころ

・クエン酸を水に溶かしてスプレー容器に入れクエン酸スプレーとして使うと便利です。まな板やシンク、三角コーナー、汚れ箇所に直接スプレーして除菌したり、ウエスに染み込ませ湿布させて除菌拭きしたり、ポットや食洗機の白く固まったガリガリした水アカもクエン酸を入れてお湯を沸かすとキレイに落とすことができます。鏡についたウロコ焼け(水道水に含まれるカルシウム、マグネシウム、塩素が固まって白いガサガサした汚れ)にもクエン酸をスプレーして乾燥しないようにラップしてしばらくおいてからこするとキレイに落とせます。ほかに洗濯物の黄ばみ防止や柔軟剤としても便利です。(注)大理石には使用しないでください!金属製品、特に鉄製のものは錆びてしまうので気をつけて下さい!「まぜるな危険」塩素系洗剤と混ぜると有毒ガスが発生します。絶対にまぜたりしないで下さい!

 

・重曹も同様に水に溶かして重曹水スプレーにする便利です。汚れが酷いときは少量の水と混ぜてペースト状にして汚れ箇所に直接塗り込んだり、そのまま粉として振りかけてスポンジやブラシでこすったりして使います。研磨効果もあるのでシンクや洗面化粧台の蛇口を磨いたり、ガスレンジ、コンロ、鍋の焦げツキを落としたり、水まわり汚れに効果があります。(注)プラスチック、塗装表面、ワックス塗布床面、人口大理石など表面状態によっては細かいキズや変色になる場合があるので必ず目立たない場所で試してから行って下さい。そのほか酸性臭の消臭効果、ニオイが気になる場所に手ごろな容器にいれて置いておくと消臭してくれます。おそうじ以外に料理(食用重曹タンサン)に使用したり、皮脂を分解する働きがあるため洗濯に使用したり、カップについた紅茶やコーヒーの黄ばみや茶渋も取ることが出来ます。(注)白木や畳、革製品など水が染み込むものや水拭き出来ないもの、漆やニス塗りの家具、表面加工されていない柱や壁、銅、アルミ製品、金、銀、貴金属品などには使用しないで下さい。

 

・セスキ炭酸ソーダも水に溶かしてセスキ水スプレーにしておくといろいろ使えて便利です。特に汚れの酷いものは水にセスキ炭酸ソーダを溶かして浸け置きすると早くキレイに仕上ります。油汚れに長けておりレンジフード、コンロ、グリル、オーブンなどのガンコな油汚れに威力を発揮します。血液の汚れも落とすことができ、ワイシャツの襟や袖といった目立つ皮脂汚れには予めセスキ水スプレーをしてから洗濯するとキレイになります。(注)畳、白木など表面加工されていない木質系素材、革製品など水が染み込むものや水拭き出来ないもの、銅、アルミ製品、真鍮などアルカリで腐食する金属、漆塗りの食器や調理器具、金線、同線、上絵付き食器には使用しないで下さい。

 

◇組み合わせてパワーアップさせる方法!

汚れを落とすには、それぞれ逆の属性を組み合わせ中和させて汚れを落とします。

クエン酸などの酸性洗剤でアルカリ性汚れを落とし、重曹などのアルカリ性洗剤で酸性汚れを落とします。

言いかえると酸性汚れには重曹などのアルカリ性洗剤を使い、アルカリ性汚れにはクエン酸などの酸性洗剤を使用します。

そして油脂、皮脂汚れに強い重曹(アルカリ性)と水アカ汚れに強いクエン酸(酸性)を組み合わせるとよりパワーアップするのです!

➀便器の水面にこびりついた汚れリング(水アカ、尿石が固まってこびりついたガリガリした硬い汚れ)を落としたい時は、直接、重曹とクエン酸を入れると炭酸の泡となって泡立ち、その泡が汚れリングのこびりつきを溶かしてくれるのでスポンジやブラシで軽くこするだけでピカピカに仕上がります。

➁水でうすめた液体洗剤に重曹を溶かし、少量のクエン酸を混ぜるとホイップ状の泡洗剤になります。泡洗剤は油汚れを落とす効果がアップするので汚れの酷い箇所に塗り込んでしばらく置いてからスポンジでこすり洗いして下さい。スプレーだけのときより断然早くキレイになります。

 

※次回は、実は意外とおそうじに役立つ「酸素系漂白剤」についてご紹介したいと思います。

カビ取りはしたいけど、あのツーンとしたカビ取り剤のニオイが苦手と言った人に耳寄りなお知らせです。

お楽しみに!

 

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