おそうじ豆知識はお掃除のコツを知って頂き、お掃除が楽しくなりキレイをお楽しみ頂けるコツを解説しています。

ハウスクリーニング

3. おそうじの手順と基本動作

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こんにちは!イルカマークのおそうじ屋さん、新谷(シンタニ)です。

おそうじは体力を必要とする肉体労働です。簡単そうに見えても意外と腕や足腰に力が入っています。たまに掃除すると普段から使わない筋肉を使うのであとで筋肉痛になるのはそのためです。また姿勢が悪いと1時間の作業でも倍の2時間分疲れたりします。それだけ姿勢や基本動作に無駄があると余計に時間がかかるだけでなく仕上がりまで差が出てきてしまいます。そうならないためにおそうじの手順を知っておきましょう!

 

◇掃除の基本は「上から下へ」

・ホコリは上から下へ落ちてくるように基本お部屋の掃除は天井などの高い所から始めて壁面、棚、家具などを行い、最後にもっとも低い床面を掃除します。

 

◇拭き清掃の基本は「奥から手前へ」

・もうひとつ大事な手順は「奥から手前へ」床や棚など平面拭きの基本は奥から手前、手前へとホコリを集めるように拭き上げます。キレイに拭き上げたところを踏まないように出口から遠い奥の方から開始し「奥から手前へと後進しながら」出口に向かって仕上げていきます。特にワックス掛けはこの手順で行います。

 

◇出来るだけホコリをとってから洗剤拭きする

・ホコリが酷い箇所はいきなり洗剤拭きするのではなく必ず先に掃除機を使うなどしてホコリ除去して下さい。ホコリが酷いと洗剤のパワーも弱まるだけでなくあとの拭き取りも大変になり余計に時間がかかってしまいます。

 

◇最初は必ずスポンジにつけてから

ついキレイにしたくて直接汚れ箇所にスプレーしがちですがこれは絶対しないでください!どんなに急いでいても最初は必ずスポンジやタオル使ってテストし、変色しないかどうか素材の安全性を確かめてから行いましょう。洗剤によっては界面活性剤が素材を傷めたり劣化させてしまう場合もあります。必ず最初の洗剤使用はスポンジやタオルにつけ安全を確かめてから行いましょう。

 

◇事前に出来るだけ片付ける

掃除しながら生活用品を移動させていると余計な時間がかかってしまいます。最初から掃除の邪魔になりそうなものは片付けてから行いましょう。

 

汚れの種類と材質を確認して道具を揃えましょう

準備8割、行動2割、汚れの種類と材質、清掃箇所によって用意する道具も変わります。準備不足で途中足りないものを取りに行ったりしていると余計に時間がかかってしまいます。最初から必要な道具はすべて揃えてから始めましょう。

 

◇掃除用タオルはできるだけたくさん用意する

1枚のタオルをすすぎ洗いながら作業するとタオルに残った汚れを広げてしまいます。予め絞ったタオルをたくさん用意し、汚れたら新しいものにどんどん替えることで汚れの拡散防止、作業時間の短縮、作業効率も断然早くキレイに仕上がります。汚れたタオルは最後に洗濯機でまとめ洗いするだけです。

 

ひどい汚れには浸け置きする

汚れの酷いものは熱湯に浸けましょう。浸け置きすると汚れも落ちやすく浸け置きしている間に他の場所も掃除出来るので時間効率も良く、浸け置き出来ないものは溶液に浸したキッチンペーパーやペースト状にしたもので湿布しましょう。また浸したキッチンペーパーの上からラップをすると乾燥を防ぎバツグンに良く落ちます。

 

◇いきなりきつい洗剤や慣れない道具は使わない

洗剤を多く使ったからといって汚れがよく落ちるわけではありません。汚れの種類と素材を見極め、汚れ具合に応じてまずは柔らかいスポンジでこすり、それでも落ちない場合はナイロンブラシやスチールウールタワシといった具合に素材の品質を確かめ、傷つけないよう汚れの段階に合わせて用具も使い分けましょう。

 

◇無理のない計画を立てる!

不慣れな人が思いつきで頑張っても大変なだけで“骨折り損のくたびれ掃除”になるだけ!掃除は奥が深く清掃箇所によってはそれ相応の道具やスキル、作業ノウハウが必要な場合もあります。無理のない計画で簡単に出来るところから始めましょう。それでも素人の手に負えない時はトラブルになる前にプロのおそうじ屋さんに任せましょう!

 

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